買って良かったもの2023
毎年恒例のやつをやることにする。
最近しずかなインターネットに比重を置きがちで独白口調でものを書きがちなためか、文体の雰囲気が変わっている。変わらぬ人間などいないということでご容赦頂きたい。
ただ今年はお茶、特に台湾茶の沼に本格的に浸かりはじめたためか、あまり数は多くない。それでも参考になるものがあれば幸いである。
煎茶堂東京 透明急須
【最安値保証】透明急須shop.senchado.jp こういう実用性の塊みたいなものがどうしようもなく好きである。特に台湾茶など、少ない湯量で煎を重ねるタイプの茶葉を買い込むことが多くなったため、大活躍してくれている。
コップ1杯に2煎分の茶を注いで飲んでいるのだが、そうしている間に湯の温度が下がって飲みやすくなるのも嬉しい誤算。
蓋椀も好きなのだが、多少気を抜いていても安全に使えるのはやはり正義なのだった。
梅（生鮮食品）
2品目にして参考にならないじゃないかというツッコミが飛んできそうであるが、今年は青梅、完熟梅、プラム混じりの品種など計6キロほど買い込んであーだこーだと試行錯誤を行い、自分の中における「梅仕事」の最適解を見つけられた。ので来年からはブレずに目的のものを作れそうである。
パール金属 干し網
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梅仕事に供えて購入し、折角だからあれこれ干してみるかと実験した結果こっちが楽しくなってしまう、という本末転倒結果を招いた今年のベストバイ。誰がなんと言おうとベストバイ。この中に冷凍マンゴーを突っ込むと一口サイズのドライマンゴーになるので、冷えたお茶の茶請けとして大活躍してくれた。台湾茶のさわやかな香りとマンゴーの自然な甘み、トべるのでおすすめ。
シュパット Mサイズ レモン
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実は以前から実物を確認して購入したいと思っていたのだが、機会に恵まれなかった代物。無印良品にてOEM品を発見し、「これ……シュパットでは？？？」という形で現物を確認できたので、価格を検討後に本家を購入。使い終わった後上下をひっぱり、たたんで収納できるのはやはり便利である。
コクヨ 2023 ジブン手帳 DAYs mini B6スリム
手帳を続けることについて心が折れがちだったのだが、こちらは1年通して続ける事ができた。
おそらく1年を2冊に分冊した形式であること、万年筆のインクもしっかり受け止めてくれる紙質であることなどが幸いしたのであろう。サボった日もあるが、手帳をそれなりに続けられたという成功体験を久々に得ることができた。
あとこれで「自分が何を手帳に残しておきたいか」がわかった感じもするので、今後も続けていきたいものである。
3COINS 透明フタ付18小分けボックス
https://www.palcloset.jp/display/item/2009-GSM-06-000/?cl=11&b=3coins
マサラ上映の紙吹雪格納、整理・管理でものすごく役だった。ファスナーで開け閉めする蓋部分が透明で中身が見えるので素晴らしいったらない。難点と言えば取っ手部分が短い所ぐらいである。
イノマタ化学 バターケース
まさかバターケースを求めての長い放浪が100均でエンドゲームするとは思っていなかったので、とても複雑な気持ちである。
冷蔵庫から出したてでも付属のカッターで切ることができるし、そのカッターも多少切り口が荒れるぐらいで、「バターを切り分ける」機能には難がない。完全密閉というわけではないがすっきりした佇まいで取り出しも楽である。自分はバターをパンに塗るよりは製菓や調理油として使うタイプなので、薄く削る必要も特にない。便利である。本当にこれを110円で享受していいのか、ちょっと心配になる。
無印良品 蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ
お弁当にもよし、余ったおかずの保存によし。蓋も透明なので中身や汚れが見えやすく丁度よい。
ユアン バスネット
台湾の石鹸・化粧品メーカーで販売されているバスネット。
以前に愛用していた無印のバスネットは安価で手に入るが、形が崩れだすと不格好だったり、指の爪を引っかけてしまってネットを破くなど、崩れを加速させてしまうことが多かった。
こちらは筒状になっており、穴に手を入れて使用する。そのためネットに爪を引っかけて破くようなことが格段に減った。これだけで風呂場に足を踏み入れた時のテンションが違うのでありがたいものである。
ちなみに内側に袋状になっている部分があり、小さくなった石鹸をそこに入れて泡立てることができるようになっている。せっかくの石鹸を無駄にしない、石鹸メーカーならではの工夫だと思う。
番外：パイレックス ベジタブル スチーム ポット 700ml CP-8581
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N1KC449/
なぜ番外かというと、贈られたものだからである。
なくても困らないはずだけど、あると楽しいだろうなあ、と思っていたものがほしいものリストから送りつけられて、俺ァびっくりしちまったんだ。
レンジでインスタントラーメンを作ったり冷凍うどんを解凍することが多いので、とても助かった。例えば大目に出来てしまった煮込み料理を保存したり、上部の蓋を皿代わりにしておやつを食べたりしてもいい。ガラス製なので匂い移りもない。
想像以上に自分の身体規格にとてもあったサイズで、キッチンで使わない日はないレベルである。感謝とともに、大事に使っていきたい。
2023/10/18
派遣を3ヶ月契約でおしまいにしたんですけど、何がつらいって仕事もそうだけど通勤電車が堪える。
「乗れなかったら遅刻確定」という余裕のなさを抱えているが故に皆が刺々しく、また自分もそのようになっているという事を考えてしまってしんどい。
満員電車も物理的に厳しいし、乗り換え駅について文字通り「吐き出される」ようにホームに降りる事象が週5であるの、つらいよお……。
通勤者が鬱になる理由、3割ぐらいは通勤電車があるよなと考えています。
あと私も一人で「生活」をやるようになってから初めてのまともな電車通勤だった、というのも加味されている気はする。
せめて週2～3の在宅仕事か徒歩圏内でお仕事探すかあ……。
感想：「スワロウテイル」（1996）
岩井俊二監督「キリエのうた」の公開に合わせ、「岩井俊二×音楽」ということでスワロウテイルが公開されたので見てきました。
塚口サンサン劇場で。
10月13日(金)より最新作『キリエのうた』公開に合わせて岩井俊二監督の傑作を特別上映！1996年公開『スワロウテイル』を本日より1週間限定＜35mmフィルム＞上映！無国籍な青春映画。劇中にも登場するバンドYEN TOWN BANDの主題歌は今も歌われる名曲！
— 塚口サンサン劇場 (@sunsuntheater) 2023年10月6日
上映時間☞16:30https://t.co/L3kTBHFFpy
今の映画館ってデジタル上映用の映像ソースがないとリバイバルも難しいんですけど、塚口はそれをたやすく飛び越えてくれるんですよね……。
4スクリーン全てに35㎜フィルム用の映写機を抱えるという、たぶん「今の映画館スタッフ」からすると狂気の沙汰みたいなことをしているからね……。本当にありがとうございます。
とはいえ自分は特に岩井俊二監督のファンというわけではなく、しかし公開当時のTVやラジオ、有線で「Swallowtail Butterfly ～あいのうた～」を聞きまくった身としては是非見ておきたかった、ということで以下は感想です。
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2023/10/08 3連休が悪夢への助走にしか過ぎない
なぜかというと派遣の受注業務に就いてしまったがため、土日＋月曜の分が一度に襲いかかってくるからです。おつらい。
休み明けとはそういうものではあるのですが、ちょっと一度地獄を経験したので……。
あと派遣先が休憩室のアクリル板を取り払いました。これから乾燥が本番になろうって時期にマジ！？現場を崩壊させたいのか！？と思ったので休み明けでもそのままなら……まあ多分……「次の更新はなしで」って言うと思います……。
時に自分はよく小学生・高校生あたりで音ゲーに触れて、「思春期を音ゲーにあやしてもらった」という認識があるのですが、「あやして」という言葉選びからお察しいただけるようにほとんどネグレクト状態だったわけです。生命に関わる深刻なレベルではないけれど、共働きで授業参観や運動会には来ないタイプの親。そういうプリントを見せると「仕事だから行けない」が第一声の親。
それもあって音ゲーに出会ってから、弁当代として渡された500円をやりくりしてゲーセンに通う日々が始まりました。
そこで出会った楽曲たちは、そこで教えられた楽しさはこれからもずっと血肉として残り続けていくでしょう――という話をこのエントリで思い出したし、そういう感覚って実は案外珍しいものでもないのかもしれないな、と思いましたという話です。
2023/08/18 ブログタイトルを変えました
ほぼ4ヶ月振りじゃねーですか何やってたんですかという話ですが、だいたい気落ちしていました。
職が見つからないので。マジで見つからないので。
まあそれはそれ、ブログタイトルを変えました。
アメコミ好きな方はお気づきだと思いますが、某蝙蝠のオリジンです。個人的にはそこから派生してデモンベイン機神胎動のエイダさんです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4044278083
自分の通った道を振り返って、せめて灯りが光っているように、そう思えるように。
以下は人間「助けて」って言うのも力が要るよねという話です。
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日報：2023/04/24 君のそういう所がマジでその……マジで……
セガの自虐ネタに「セガが好き」という気持ちを破壊されたので、未だに湯川専務シリーズのことが嫌いです。
そもそも「あのCMシリーズが嫌だったんだ」ということに気づけたのが数年前で、それ以前は「あ～～～～あったねえそんなの……」って気持ちでした。
湯川さんが退社後クオカードの会社で有名になり、当時の事を語りたがらなかったことも含めて「過去」として扱っていたんですけど、
時代がアップデートされて、
「自虐ネタは周りに「こいつブン殴っていいんだ、だって自分からそう言ってるもんな」という自己弁護を与えてしまい、結局自分が傷つくだけ」
という認識が己に浸透していくにつれ……その……セガ君さあ……まだそんな事やってんのかよ……という気持ちが強くなっていったんですよね……。
「過去IPを生かしていく」がよもや「ソシャゲできわどい服着た美少女になる」とは思わないじゃん……心底好きなゲームのアレとかアレが実装される世界、見たくない……。
イラストレーターさんやシナリオの人は仕事をしているだけだから……まあいいんだけど……なんで外部ライターを呼んでまで自虐ネタをやっちゃうのかな……湯川専務シリーズを浴びた世代が年齢的に管理職にいるから（想像）なのかな……。
組織の新陳代謝って大変なんだなあ、がんばってくださいねの気持ちです。
セガのゲームにはとても思い出が多いのですが、今新たな思い出を作る気にはなれないことに悲しいと思えないことがちょっと悲しい。
2023/04/06 近況と感想「エンドロールのつづき」
お久しぶりです。近頃は更新する度言ってるな……頻度が少ないからね……。
Twitterのアイコンが青い鳥からミーム柴犬ことかぼすちゃんになって、なんでかと思ったら現CEO周りで色々接続したネタという事を知りました。
そもそも青を基調とした中に補色のオレンジがあるだけで視線がそこへ誘導されてしまうわけで……正直犬に憎悪が沸きそうになったタイミングで青い鳥に戻ってよかったです。
しかしそれ以外の変化も最悪の最悪でこう……なんだ……いっぱいのつらさが押し寄せてきているなぁと感じてTwitterには嫌気が差すばかりですね。
以下は最近見た映画についての感想なので格納します。
「エンドロールのつづき」
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