ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

日報:2019-04-15

 

 近頃は炭水化物源としてじゃがいもを頼りにしています。炭水化物とはいえお米やうどんよりカロリーが低いことは間違いないので、「やはり貴殿も野菜であったか……」と思いながらモリモリ食べているのですが、(ここはドイツか?)本日調理中に左手親指をすぱっとやってしまい、大分げんなりしました。

 そういう時に限ってエキバンが見当たらず、とりあえずティッシュで止血して出社した社屋にキズパワーパッドがあったので真面目に九死に一生を得ましたね……指先をよく使う仕事なので、親指が使えないとなったらお仕事できないからね。キズパワーパッドは叡智の光、人間の灯火。

 エキバンは切り傷、かつ膝や関節の関わらない箇所だと最高なんですが、そういう場所こそ傷が出来にくい箇所なので難しいなぁ。今後はキズパワーパッドを常備しなくては。お高いけど日常生活の不便からくるストレスは馬鹿にできませんものね。

 

 時に「声優紅白歌合戦2019」が4月14日に開催され、そのセットリストが公開されたのですが、岩男潤子さんが「手のひらの宇宙」を歌ったとのことで、私の意識は「KEY THE METAL IDOL」のエンドロールを見届けた頃に飛びました。

 私が「KEY」と初めて出会ったのはBS夏休みこどもアニメ劇場で、今考えても当時のNHKイカれていた、おまえ自分が付けた番組のネーミングについて、そこで放送するアニメのラインナップについてもうちょっと考えなよと思うのですが、結果として性癖とかめちゃくちゃにされたよなって思う。

 「ロボット」「人形」、「アイドル」「巫」というテーマ、「1994年」という独特の閉塞感を写し取ったような構図とか、独特で無二の作品で、何より岩男潤子さんが声を、命を吹き込んだ「キィ」という女の子が危なっかしくて、目が離せなくて、あのエンドを見届けて、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

 今にしてわかるけど、AKIRAの助監督を務めた方が監督をしていらして、「ああ……」みたいな納得感がすごい。「今見返したら何かわかるかな」とも思うのですが、現在配信で見る手段がゼロらしく、真面目に絶望しています。こういうのを拾い上げるのが!お仕事ではなくて!バンダイチャンネルとかが!!