ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

日報:2019-04-30 尼崎城に行ってきたよ

 

 今日で平成も終わり、令和がやってくるので、自分が一番平成の時代を過ごした街のお城でも見に行くかなーと思い立ってお出かけしました。

 

 

 というわけでこちら、やってきたのは兵庫県尼崎市。2019年3月に一般公開されたばかりの尼崎城でございます。この街で自分の電気店を大きくしたエディオン(旧ミドリ電化)の安保氏がほとんどのお金を出して建てたお城でもあるので一部ではエディオン城とかミドリ電化城とか言われているらしいがそんな事はいいんだよ。
 今回建った天守、元々の城が存在していた場所とはズレているのですが、城跡には今小学校が建ってるからね、仕方が無いね。
 
  5階建て、エレベーターで天守へ行って展示を見ながら下へ下りるという感じなのですが、さすが1ヶ月前に公開されただけあって、めちゃくちゃ近代的な中身になっていました。大阪城がどうとか言ってる場合じゃねえや。消防法、守られてるって感じ。 GW中だったので親子連れがいっぱいいたため写真は撮りませんでしたが、天守の周りにはアスレチックや芝生の敷かれたスペースがあり、武将やお姫様の着物を着られる体験コーナーの一角には子供を預けておけるスペースがあったりと、とにかく「いつでも遊びに来られて、生活に密着したお城」を目指している感じがしました。安保氏曰く「子供からお年寄りまで歴史を学べ楽しめる場所を提供したい」との事なのでこうなったんだろうなあ。まあお高くとまられるよりはよっぽどそっちの方がよいかなって個人的にも思います。
 
 展示コーナーにはこんなのもあったよ。火縄銃。
 
 
 こんな感じでお城が建っていた時に実際使われていたであろう武器が展示されております。自分で持って、重さを確かめられるようになっている。弓コーナーもあったけど、弓そのものは置かれていませんでした。この刀、刃文が結構ちゃんと見えて模造刀には見えないんですけど、真剣だったりすんのかな……まあ仮にそうでも、鈍くしているとは思います。一応鍔には紐が結ばれていて、ケースから抜けないようになっております。
 ちなみに同じ階にはPS4モーションコントローラーみたいなやつを振ったり構えたりして、刀や火縄銃を体験できるコーナーもあったよ。ほんとハイテク。さすが平成最後の城。
 お城の歴代城主や、昔の貿易では何をやりとりしていたか、なんかも楽しくわかりやすくなるように工夫されていて、結構楽しかったのでした。個人的にはお魚をまとめた当時の本(再現)が楽しかった。南国か?みたいな勢いでお魚が色とりどりで描かれていてね……。
 
 
 
 これがなんか一番城っぽく見えるような気がする。尼崎城、令和時代の尼崎のシンボルになってくれればいいなって思います。
 所でこれは売店で売っていたマドレーヌです。なんか尼崎で作られている、しょうゆが隠し味に使われているらしいのでどんな味かなと思って買いました。
 
 ピントがしまらねえな。さておき食感はカステラみたいにふかふかで、バターの香りはしないタイプのマドレーヌでした。しょうゆが隠し味になっているからか、みたらし団子のような甘塩っぱい雰囲気があります。紅茶はもちろん、緑茶にも合いそうだなーって思いましたので、令和になってから一緒に食べようと思います。