日報:2020-08-22
本丸博2020大阪へ行って参りました。
インテはもはや庭のよう……と言っては言い過ぎですが、ATCホールは初めてで最初会場と逆方向へ行ってしまったりしつつも無事たどり着けました。あれやこれや見所の多い展示でとても楽しかったです。
謝儀の間は桑名くんまでとはいえ、80を超える刀剣男士たちの掛け軸が一本の通路にずらっと並ぶ様はまさに圧巻、これほどの名刀たちを従えている(日光さん以外は所持済み)んだよな……と思うと身が引き締まる思いです。
あと「とある本丸」のジオラマもよかった……礼拝堂や洋館はまったく考えていなかったので良い感じに頭を殴られた感じがしてとてもありがたい。またジオラマも純粋に完成度が高く……あちこちに位置している刀剣男士がシンプルなコマで表現されているのも趣があり……基本的に立体物が好物なんですよね。
大祝画に関しては言わずもがなだから……みんな本当にかっこいいな……(しみじみ)。
これまでの五年間を振り返りながら、次の五年間、その先へと共に歩んでいこうという思いを新たにした展示でした。
さしあたっては夜花奪還作戦がとても楽しみです。「奪還」ということは奪われたわけで、まあ火薬そのものだからな……同じ火薬でも美しさを愛で楽しむものとして生まれたものが、殺傷や破壊の力として振るわれる、というのは現在美術品として扱われる刀とは真逆の流れになるんですねえ。
いや、奪った側が「自分たちも花火楽しみたいんじゃ!!!」という理由だったらどうしようとはちょっと思うけど。
景趣ボイスあるのかな……豆まきにはあるけど月見にはありませんからね……。
花火と言えば、2020年の現在を生きる私たちもウイルスに花火(大会)を奪われたと言えるわけですが……そんな花火をスクリーンとウーハースピーカーの音で楽しもうとする大馬鹿な映画館がいてですね……。
時期的な重なりもあり、大変にエモく感じております。チケットはなんとか確保しました。