日報:2022/02/08
世間ではバレンタインまで1週間を切り、浮き足立つ世間の様相もはっきりしてきた昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、寺西です。
とはいえ近頃では「人に贈る」というより「自分へのご褒美」「年に一度の楽しみ」「チョコレートのコミケと思えば気合いも入るってもんよ」みたいな流れになっており、私としては大変楽しいです。催事の空気はコミケ。私が好きな百貨店開催のコミケは東北展と英国フェアとイタリアフェア、あと文具フェアです。
催事でやってきた本場のショコラティエに会えてサインしてもらったりするの、要するに大好きな壁サークルの作家にお目通りが叶うって話だもんな……。今年の阪急はイートイン全滅という悲しさでしたが、それでも熱気は例年通りなのでよい空気が吸えたなあと感じています。
それはそれとして、阪急で所用が終わって阪神をほっつき歩いていたら1ヶ月ぐらい前まで午前中で瞬殺されていたリントンズのショートブレッドを発見しました。思わず「マジ……?」ってなっちゃったので以下は試食レビューのような何かです。
というわけでこれがリントンズのショートブレッド。
1袋1000円ぐらいのお値段です。パッケージにもある通り油分はバターのみで、原材料は「小麦粉、バター、砂糖、塩/膨張剤」とのこと。1枚当たり87キロカロリー。
パッケージを開けるとプラケースに守られたショートブレッドがお目見え。
開けるとき「バターの香りすごそうだな」と思っていたのですが、意外にもそこまではっきりとしたバターの香りは感じませんでした。(部屋が冷えていたからかもしれない)
そもそもどうしてショートブレッドにはバターの香りがつきものと思っていたのかと言えば、成城石井やイオンなどわりと色んな場所で売っているウォーカーのショートブレッドの存在感が強かったわけで。自分で作ってもその印象は強かったので、リントンズの上品な印象に虚を突かれたような気持ちになりつつもいざ実食。
(間違いなく「R」と「T」を組み合わせたロゴのはずなのにパラケルススの杖に見えるオタクの脳)
口に入れた瞬間ではなく、サクッと歯でかみしめた時にバターの香りが口中に広がる……やはり上品。
カロリーもウォーカーのものより低いし、何より公式が「ミルクティーに浸けて食べる」ことを推奨しているので、このショートブレッドの真価はミルクティーに浸して食べたときに発揮されるように作られているのかもしれません。今度試そうそうしよう。