日報：2019-06-29
地元のス―パーに見たことないお魚がいて、開店3時間から値崩れを起こしていたら買わずに居られないタイプの人間です。
結構しっかりしているお魚なのにそんなお値段でいいの？と思いつつ物は試し。一応カゴに入れる前に「チビキ」で検索かけて調べたからごあんしんだ。
正体は「ハチビキ」というお魚で、近畿圏ではそれなりに採れて食べられているようです。
知名度が低すぎて誰も手を付けなかったんだろうな……。安くて新鮮なお魚ならなんでもいい、刺身だ！というノリでお買い上げです。
思ったよりも固い鱗と数の多さに手こずりつつ三枚におろして最終的にこうなりました。黒と赤のツートン皮、こうして見るとちょっと異様というか、自然界の食物にあんまりなさそうな組み合わせではある。敬遠されるのは、まあわかる。
身もこのように赤いです。わさびを買おう買おうと思って用意できていない家なので、醤油とチューブ生姜でいただきました。チューブ生姜は当然香りが弱いわけですが、ハチビキの匂いは青魚ほど強くなく、白身魚のそれに近かったので結果オーライ。
刺身なので直前まで冷蔵庫で冷やしていたのですが、食感はねっちりもっちり、皮は鯛を連想させますがそこまで固くなく、味は鯛とマグロのあいの子という感じで、「今まで食べた中のアレに似てる」とはっきり言えない感じの不思議な感じです。総合的な味はすっごい美味しい。これがお店に並んでないのもったいない。
柵はあと6匹分ぐらい残っているので、焼いたりお頭をお味噌汁のダシにしたりして楽しもうと思います。いやー地元スーパーありがとう。今度アブラボウズがお店に並んだら課金するね。
06/30追記：
焼いたらアジの食感なんだけど、こいつ本当にどういう存在なんだ？？？？
