日報：2019-08-18「深刻な月光」

　「Travis Strikes Again: No More Heroes」、止まっていたのを再開させたらステージ6にとんでもない爆弾が仕掛けられていて私のなんか色々が成仏したという話です。

　「シリアスムーンライト」とかまーたいかにも昔の51パロをしよってワーハハハ、と思って居たらシャドウオブザダムドの続編（のようななにか）にスライドするとか予想できた奴おる？？？？？？？？？？？？？？？

　（公式サイト消えてて私は悲しい、本当に悲しい……）

　今作、インディー扱いなのを良いことにマジでありとあらゆる所にSUDA51の過去ネタもエッセンスもそこかしこにちりばめられていて、覚えのある単語や流れを見る度に「ングッ」「グエ……」「ちょっとお前そういう事するもうすーぐそういう事する」という声を出してばかりいたんですけど、今回ばかりはものごっつい混乱しながらもスクショを取る手が止まりませんでしたね……なんで……？モンドザッパさんですらADVパートやったやん……なんでお前そこで新規ムービー新規ボイス撮り下ろしでそこに……しかも冒頭からピンチで串刺しにされてジョンソンが……ハァ？？？？？

　ここでオタク特有の思い出話をするのですが、私はダムドもロリチェンもキラーイズデッドもしっかり買って遊んでいたわりとガチ目のghmファンで、それ自体は今もそのつもりなわけですが、このPS3(Xbox360)時代のghmゲーは今やどうにも語る機会がなく、日頃は記憶の奥にそっと沈めているような作品だったし、特にダムドはTPSで360コントローラーではエイムがキツくて、雰囲気も話も好きなのに自分の腕がどうにも追いつかないタイプの作品で、「シャドウオブザダムド」についてどう結論づけていいかもわからなかったというのに、今になってダムドが……？？？しかもトラヴィスのお話で……？？？トラヴィスが「ダムド遊んだ」とかそんな話をして……？？？？ステージ構成が「ラストステージから最初のステージへ遡る」という構成で……？？？？

　それにしても「上がめちゃくちゃな事ばっかり言ったあげく企画倒れになった」という「シリアスムーンライト」という作品が塗りつぶされてダムド続編になるの、「須田氏相当根に持ってらっしゃいますね……」という感じなんですが。まあ思い入れのある作品を着想元にして自分のテイスト出していこうと思っていたらEAに「売れるように作って♡」って言われたからな……続編、お待ちしております。

　も～～～～～～ガルシアもジョンソンもさ～～～～すっごく「そのまま」でさぁ～～～～～ジョンソンがガルシアを「G」って呼んだときマジで頭が沸騰した……大好きなんですよその呼び方……。

　正直こういう「開発者の私情」に近いものを組み込むのってどうよ、という話もあるのですが、ディベロッパー（パブリッシャーに踊らされる立場）がインディーの立場で出す作品ならではという気もしますし、2019年という時代にPS3ソフトの話したり、「移植する機会」とか「続編もあるかもね」とか言われるの、「言ってくれる」の、作ったものを何一つ忘れないし、なかったことにはならないよ、と言ってくれているようで、大変救われたなぁ……って思っている所存です。

 そして最後のデスボールで噴き散らかしたし、ウエハラくんがな……あまりにもな……愛しくてな……25区は今年中にクリアします！！！！