ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

2023/04/06 近況と感想「エンドロールのつづき」

 

 お久しぶりです。近頃は更新する度言ってるな……頻度が少ないからね……。

 

 Twitterのアイコンが青い鳥からミーム柴犬ことかぼすちゃんになって、なんでかと思ったら現CEO周りで色々接続したネタという事を知りました。

 そもそも青を基調とした中に補色のオレンジがあるだけで視線がそこへ誘導されてしまうわけで……正直犬に憎悪が沸きそうになったタイミングで青い鳥に戻ってよかったです。

 

 しかしそれ以外の変化も最悪の最悪でこう……なんだ……いっぱいのつらさが押し寄せてきているなぁと感じてTwitterには嫌気が差すばかりですね。

 

 

 以下は最近見た映画についての感想なので格納します。

「エンドロールのつづき」

 めちゃくちゃよい映画でした。「映画」の二つ柱が「物語」と「光」であることを見抜き、自分の手で映画を、映写機を再現できないものかと奮闘するサマイ、それを手伝う友人達のまっすぐなエネルギーよ……。

 

 あと手作りの上映をするシーン、もう完全に塚口サンサン劇場で見た光景だったので情緒がぶっ壊れちゃったね……マサラ上映であり、キネピアノだった。音のない映画に自分たちでいろんな音をつけて、その場だけの映画を作る……。

 

 だからこそ余計にDCP上映になって不要になったフィルム映写機が宙づりにされる哀愁が突き刺さったというか……。あの映写室の味気なさときたらなかったね……。何にも悪い事じゃないはずなんだけど……。

 

 監督の実体験ベースというから古い時代かとみせかけて、実は2010年代の話であり、その頃といえば日本の映画館を激震させた「DCP上映への切り替わり」という2013年問題があり……という所も含めてのラストが本当によかった。

 フィルムがフィルムの姿をしなくなっても、そういう形になるのなら、それもまたいいかもねって落とし所がね……。

 

 そして作中に出てくるお母さんのお弁当があまりにも美味しそうで、上映上がりのお昼にカレー屋へ吸い込まれてしまったのだった。