感想:「プロメア」
友人が「プ、プロメアもう見ましたか……?まだなら一緒に行きませんか……?」とうろたえた内容のメールを送ってきて(何だ……珍しくうろたえているな?付き合ってやらねば)と思った私は「よし行こう、いつにする」と返し実際翌日に見に行ったわけです。
いつもの今石!
いつもの中島!
いつものコヤマ!
いつもの澤野!
いつものすしお!
いつものキャスティングwith劇団☆新感線!
って感じで、最高に生きの良いトリガー作品でした。いやー元気元気。
堺雅人……ヤバかったな……あの神経質で潔癖っぽい感じ……。本人「あの体から自分の声が出ていいのか?」と悩んで1ヶ月間プロテイン飲んでたらしくてヒエッってなりました。
感想についてはいろんなところで言われまくってるから今更感もあるんですけど、ガロが言う「火消しの魂」=「江戸の火消し」の消火法って要するに「燃えている近隣の建物を打ち壊して、これ以上広がらないようにした上で完全燃焼させ、火が消えるのを待つ」、四文字で言うと「破壊消火」っていうやり方なんですけど、それがラストの解決に繋がった(=リオがガロの火消し魂を理解した)事に気づいたとき「gvtrf8宇日尾mj:いおk、;:k、l@」みたいな声を上げてしまったよな。それにしてもノルマみたいに宇宙行くしガイナ立ちさせるしでニッコリしてしまった。
ニッコリといえば、今回フラットデザインの背景になっていて、CGともなじませやすいために「これ描いたら背景動画が大変だな……」という遠慮や工数の考慮を一切考えていないせいか、キルラキル3話やパンストのデイモン姉妹初登場回のようなカメラワークがおおはしゃぎしていて、「君ら楽しそうやな!」と思わずにはいられなくてつられてこっちまでニッコニコしました。おかげさまで映画館を出るとき表情筋が痛かったよな。
例のシーンについてはまっとうな人命救助ではないかと考えております。直前の動作が心臓マッサージ及び気道確保なのと、「火付け」の手順を考えた時、種火に空気を送って燃え広がらせるという流れになるのを考えると「火をつけちまった」というのは「生命の炎」についてかなーって。いざとなれば、自分の流儀も投げ捨てて生命救助に全力を尽くす男、ガロ・ティモス……。
そんなことよりも、あのシーンのリオくんの腰が細くて僕は 僕は あの見た目から早乙女太一の声出るんだもんな、すげえな……
あ、あと銀河大炎上する前にリオとガロ、バーニッシュ達の「熱くない炎」がみんなを守るシーン、ピルグリム・イェーガーの「心を一つに(コル・ヌーウム)」を思い出さざるを得なくて「なんで私はトリガーの映画を見に来て冲方の概念を食らっているんだ!?!?」って混乱したのは、まあ、仕方のないことだな!
サントラも注文したんですけど、お取り寄せになってしまったので、早く着かないかなーと思いながらクロスフェード動画を聴いています。早く歌詞カードをくれ。
「Inferno」とか曲単体で聴いてみると、今回ワールドカップのテーマ曲的な感じがあったりもするなぁ。あくまで私個人の感想ですが。