ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

感想:「GODZILLA-怪獣惑星-」



 脇が めっちゃ 痛い

 脇っていうか脇周りの筋肉なんですけど部位的には脇なので間違っていないはずだ……近頃腰→背中とちょっと痛みがあったんですけど、それが脇にまで上昇してきたということなんでしょうか。人間のからだ!ふしぎ!

 それはそれとして虚淵ゴジラこと「GODZILLA-怪獣惑星-」を見てきたので以下は感想だよー。
 重低音ウーハーで聞くゴジラの鳴き声実に恐ろしかった。


 



 すまねえ、私はインメルマンターンを装甲悪鬼村正で覚えた人間なんだ。
 (ハルオ急降下の話をしています)

 冒頭から「あんまりすぎない?!あんまりじゃない!?」と思った移送船の爆発、私はてっきり上層部の爆破かハルオが積んだ爆薬が誤爆したんだと思っていたんだけど詳細が不明でかえって驚きました。
 3部作ということで、1時間ぐらいの作品なのかなーと思っていたらガチに90分くらいの作品でした。で、1作目ということでしっかりばっちり「俺たちの戦いはこれからだ!(絶望)」という感じで気を持たせる展開で実によかったです。他のゴジラシリーズというとシンゴジを見た程度なんですが、今回のゴジラの声は実におっかなかったなあ……。それでいて目の表情は穏やかというか優しいというか、不思議な感じではありました。それにしても2万年かけてすくすく育ったゴジラさん、尻尾のひと薙ぎでとんでもねえ事になっていて、あんなのマジでどうやって勝つんですかね……。そういう引きなのは理解してるけどマジでわかんないので今後の展開に大期待である。
 決戦増殖都市のキービジュは置き去りにされてしまったメカゴジラなんだろうか。今回のゴジラは金属と植物の合いの子らしいのでね……植物はわかるけどなんで金属がそこに融合したのかの理由を知りたい。

 一方人類たち、人間、エクシフ、ビルサルドの三つ巴ですが、上層部は腹の探り合いしつつ現場面子は価値観の違いはあれども「ゴジラをぶっ殺す」という目的で一致団結していてとても気持ちがよかったですが、その結束のために犠牲になったリーランドさんの事を思うとこう……彼については安心したっちゃしたけどそのまま死んでいたほうが楽だったかもしれないみたいなオチになるかもしれねえんだよな……サンファンのケン君を思うと挽回のチャンスはあると思うけど。
 ハルオの演説シーンで地味に好きな所が、エクシフ教団の皆さんも人間式の敬礼をする所ですね。みんなの気持ちは一緒なんや感。キャラクターも個性がしっかり立っていて、登場人物が多かったけどあまり混同せずに見れたなーと思います。メインキャラの役割が被ってなかったからなぁ。マーティン少佐が好きだし、ビルサルド面子は基本的に好きだし、CV諏訪部のガルグさんは何から何まで好みですね……メトフィエスさんのやり取りは実によい会話だったと思う。
 それにしてもメトフィエスさん、CV櫻井にしては結構な王子様ボイスなのに底が知れない感じがありますね……ラストで一気に増した感触だと思う。ハルオを気にかけているのは個人的なものなのか、自分の目的のためにハルオを利用しているのか、そこら辺も気になりますね。
 気になると言えばラストの女の子ですが、2万年前からの生き残りなのか、それともマグマのように煮立った地球からもう一度進化をした結果の人類なのか、気になりますね。いやー初夏が楽しみ楽しみ!


 そういえばエクシフとビルサルドの種族的特徴モデルは、ファンタジーにおけるエルフとドワーフではないか、という話を見かけて結構な納得があった。
 あと瀬下監督がワイヤーフレーム大好き、という話があってそこはちょっと注目していたんだけど、収監されていたハルオがチキチキ手元で弄っていたデバイスが大変好みでした。ああいうの、あと何年したら実用化されるんだろうなあ。