ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

感想:GODZILLA 決戦機動増殖都市


 刀剣乱舞のメンテが7月26日になり、「凍京NECRO スーサイドミッション」のオープンβサービス開始日とがっつり重なることになり私の胸がはち切れそうです。
 あのねえ!!!!翌日にはモジカが届くの!!!!!ニトロプラス18周年記念のメチャエロ♡でメチャシコ♡なゲームが届くんですよ!!!!身が保たねえので!!!!!!


 所で塚口サンサン劇場にて決戦機動増殖都市の重低音EXTRAウーハーをキメて来て感想を書いていなかったので、Netflixで配信開始されたこの機に書きます。めちゃめちゃネタバレやで。


 




 えっとね……感想として不適切なのはとてもよく自認してるんですけど、なんなんですかねあのタチの悪い催眠音声みたいなアレは……(板挟みどころか全方位から包囲され圧迫されたハルオの話をしています)
 ハルオくんあまりにも可哀想過ぎない!?
 右からメトフィエス、左からビルサルド、正面に侵食されてアヘ顔晒してるユウコとそのうめき声。
 もーーーーーーーー最低。ぶっちー、いや今回脚本ぶっちーだけじゃないけどさすがにひどい。褒め言葉です。よくもまああそこまで人を追い詰めるシチュエーチョンを書けるもんだよ。
 催眠音声としては下の下でしたね。別に催眠音声ではない。

 種族間での決して埋まらない断絶による齟齬とズレはいずれ噴出してしかるべきではあるけれども、最悪のタイミングで噴出・発現したあげくの内部分裂でしたね。作劇的にはあそこしか噴出するタイミングなかったですけどね。(真顔)まあせやな、って感じ。しかしビルサルドもナノメタルが見つかりさえしなければ、メカゴジラが増殖してシティにまで拡大していなければああまでの事にはならなかったでしょうし、まさしく「毒」であったわけだなあ。

 あっ、塚口のウーハーは相変わらず最高でした。今回後半につれて爆発音増えるから「どうなっちゃうんだ……」というハラハラと、ビリつくスピーカーの音が非常にマッチしていた。EXTRAウーハーでよかったなあ。

 ビルサルドの精神構造がどうやって形成されたのか、ちょっと気になってきた。元からああだったとは思えないので。いやどうなのかな……目の前の事だけ見すぎてるじゃん……合理性第一すぎて機械、野生動物とか虫のそれだよな……。
 マーティンによって「フツアの民は昆虫の遺伝子が混ざってるみたい、ある意味で怪獣と同じ」という推測が語られてハルオは動揺していたけど、結局血がどうこうより何を考え何をするかだよ……ユウコちゃん、一番怖いのは言葉が通じて意志の通じない相手やで。ある意味でユウコちゃんはその報いを受ける事になったわけじゃが、えーーーーーどうなるんじゃろなーーーーー終わったあとで「ナノメタルを飼ってる奴とは一緒にいられない」みたいな話はありそうなのでそうはなって欲しくはないかな……恐らくはテーマの一つたる「共存」の具現なのかな……フツア側の恩恵を受けられなくなりそうで怖いなぁ。
 あの状態のユウコちゃん、何を思い出すかというと「ガングレイヴO.D.」のミカなんですよね。いや、もしかするとユウコちゃんが最終章の冒頭でお亡くなりになっていた事が判明するかもしれないんだけど、まだそれはわからないから……。

 アニゴジはアニゴジで、「絶対的な存在」としてゴジラを描いて、それに向かっていく人間たちの人間ドラマを描くやり方を取っている(そしてやり方として正しいと思う)のでゴジラ知らなくても楽しめるのと同時に、(映画以外の場所も含めて)ゴジラシリーズ好きな人の方向も向いていて、「商業的に正しい……」みたいな気分になってる。「人間の思いあがりをブチ壊す存在」としてはシンゴジと続く形になったけど、舞台も立ち向かい方も全然違うしアリかなーって思う。小説版も補完としてすごく役に立つし、ドキュメンタリー的な記録として読んで面白いので、是非読んで欲しいなと思う。

 今回のテーマソング、すごく合っていて好きだなーって思います。
 1章のテーマソングも好きなんだけど、アレ誰視点なんだろうなぁ、メトフィエス側なのかな。そういえば2章のハルオ君はメトフィエスの事をはっきりと頼りにしている事が明らかすぎて「ハルオくんどうした!?」とはちょっと思いました。実はここから後に塚口で「BLAME!」の東亜重音もキメたのですが、過去作を見ると現在のポリゴン・ピクチュアズによるフェイシャルのきめ細やかさ、進化がはっきりとわかってとても良かったです。

BLAME!」についても感想を書きたいな……東亜重音、本当に最高だったので……。ミニシアター系列で座席がビリビリ震える爆音を浴びられる環境はなかなかないですよ……。