ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

映画感想「デッドプール2」


 デッドプール2を仕事終わりに見て「は~~~面白かった♡感想は明日色々思い出しながらにしよ♡」と思いつつ寝て翌日なんとなしに溜めていたNetflixの「イカロス」を見てしまって凄まじい内容にブン殴られ「やべえ……色々と衝撃が強すぎて昨日の記憶がおぼろだ……書いてから見ればよかった……」と思いながら衝撃を和らげようとネットサーフィンしていたらこの2018年、平成最後の年によりにもよって週刊少年サンデーの黄金期を彩り、その後の八極拳を初めとする中国拳法の認知に大きく影響を与えバーチャファイター」のヒントのひとつともなって、中国拳法家「李書文」の日本国内における印象に強い影響を与えた漫画拳児の続編が藤原芳秀先生作画によって開始していて私は真面目に気が狂ってもんどりうちその場にはいつくばり

「こんなんで今年生き残れるのか……?!マジで……!?」

 という心境です。だっておまえ!!!!あまりにも予想外すぎるだろ!!!!!!私は藤原先生の絵が大好きでその昔鳥取の渡辺美術館(後に浦島虎徹の押型が展示される)まで原画展行ったんだぞ!!!!!!藤原先生マジで絵と漫画がめちゃくちゃ上手いんだぞ!!!!
 という訳で以下は「デッドプール2」の感想です。ほんとだって。
 ネタバレは全開と行きたいんだけど、 「実際に映画館で見て欲しい」映画なので、なんか濁した、というか見た人にはわかるかなぐらいの感じで行きたい。



 


  「今回はファミリー映画だ」との触れ込みの通り確かにファミリー映画だったんだよな……めちゃくちゃファミリー映画していた。

 それはそうと「前作で俺ちゃんの人となりとノリは把握したよね?ここから先はフルスロットルだ!!!!!!!!!」とでも言わんばかりの態度とあと予算で最初から最後までぶっ飛ばしてくるので最初から最後まで楽しかったです。予算って大事だな……あと予算。
 監督が「ジョン・ウィック」の人に交代したそうで、派手さや外連味は確かに上がっていたなと感じました。監督の過去作見たことないんや。あとメタネタ前作以上に増えてた気もする。純粋にパワーアップしつつパンチも効いたよい作品でした。みんなもデッドプール2を見に行って笑ったり泣いたりしてくれ。

 キャラクターとしては、デップーは相変わらずメチャクチャで無責任で、でも自分の信じた正しいことを遂げようとする姿が今回非常によかったと思います。あと作戦の地図とかいちいち細かいしマメだよね……今はどうか知らないけど前作でスーツ手縫いしてたし、そういう所と性格面での繊細さが繋がっているのかなと考えるとますます魅力的に感じられます。冒頭のプレゼントとかね。それはそうと、自分はまったく関係のない話をしつつ運転中のドーピンダーの頬や髪を撫でるの正直よくないと思うけどな。おまえそういう事してるから崇拝方面の熱烈さを向けられるんだぞ……(ドーピンダーは今回全面的におめめぐるぐるだったと感じられる)

 ケーブルは強い目的意識を持った鉄のようなキャラクターで、「時間移動ができる」といういかにもスーパーヒーローなアイテムや色んな武器を持っているわけですが、自分の目的を達成するための方法は一つしか持っていない、思いつかない、確証を持てなくて、その一つきりの方法を止めようとするデップーと殴り合ったりその他いろいろすることになって、ラストであの行動を取ったのかなと考えると感慨深いですね……とりあえず吹き替え版が大塚明夫と聞いて再度吹き替えで見ようかめちゃくちゃ迷ってる!!!

 あとドミノ。ドミノすんげーーーーー好きです。「運がいい」というスーパーパワーなのかすら証明できない能力を持っている彼女だけど、その運の良さで転がり込んできたチャンスを取りこぼさない、無駄にしないのは彼女自身の意思と行動だし、それによってさらに幸運が引き寄せられているのではと感じさせるキャラクターでした。
 今回はチョイ役だけどネガソニックとユキオのミュータント百合カップルすげーーーーーーーーかわいい……。ユキオとデップーが挨拶交わしてるところ女子高生みたい……。



 あと一つだけ言いたいんだけど、
 あのカメオ出演マジでよく通したな!?