PC版機神咆吼デモンベイン：プレイログの1

　そんなわけで、デモンベインのプレイログを残していきますよ。

　完全初見というわけではなく、大元の作品が発売されてから15年経っておりますので、いろんなところで断片的に核心のネタバレを浴びており、ストーリーの大まかな流れに関しては大体知ってるというなかなか特殊、かつ発売から時間の経った作品にはわりとよくある状況下でのプレイのため、お話、キャラクターに受ける感想や印象がそれ前提になることを予めご了承くださいませ。あと古橋先生のノベライズは全巻読んでるので、そこについての言及も入るときは入ると思います。

　私は全年齢版の世界一かっこいいロリコン宣言を聞きたくてこのゲームを買ったんです。ルートに関してはとりあえず初見で何も見ずに、EDにたどり着いたら、攻略を見ながら瑠璃お嬢さま→ライカさん→アルルートで行こうかなと思っています。

・起動させてからタイトル画面でしばらく動けなかったのは私だけではないと思いたい、タイトル放置時間結構短くて、Shadow in the dark版のオープニングが流れだした時、私は気が狂うかと思った、だいたい狂った

・1章タイトルの「I am providence」、訳すと「我は神意なり」あるいは「我はプロヴィデンスなり」で、クトゥルフ神話の祖であるH・P・ラヴクラフト氏の墓石に刻まれた言葉であり、氏が終生愛した故郷「プロヴィデンス」とのダブルミーニングでもあるのですが、お話的にはおそらくデモンベインの事なんでしょうねえ。クトゥルフもののサブタイとして「完璧」が過ぎると思う。

・冒頭で九郎ちゃんが死にかける時に流れるエンドロールのBGMって、BLAZE UP（Hallo,WorldのED）じゃなかったっけ？silence（PhantomのED）に変わってる気がする

・それにしても書き出しがあまりにも完璧、全人類がハート捕まれちゃうでしょあれ

・瑠璃お嬢様がお美しくて死ぬかと思った

・折笠愛さん、というかナイアさんの古書店での演技がめちゃくちゃ自然で、ちょっとお話の核心のほうまで思考がブッ飛び「エモ……」みたいな感想になってしまった

・ムービーもめっちゃ頑張って高解像度化されており、ほとんど違和感がないのでスタッフの努力に私は泣いた、いやー本当にありがとうございます。元ハードから期間が経ってからの移植や、HDリマスターでは「没入感を妨げない」という意味で解像度に気を配るのがとても重要だと思っているので、そこすごく頑張ってくれてもう死ぬ。デモンベインがよお！！！！めちゃくちゃかっこいいんだよな！！！！邂逅シーンでデモンベインに意思があるように思えるって所、機神胎動や軍神強襲の事も芋づる式に思い出して涙出そうになった。あと破壊ロボが暴れるシーンとか、演出面がゴリゴリで死にます。

・なんかよくわかんないんだけど、西博士めちゃくちゃに愛らしくない？？？？マジでなんかよくわかんないんですけど、「好き！！！！！！！」ってなる……愛おしい……古橋版「ド・マリニーの時計」を読んでいるからかもしれないけどもう意味わかんないぐらい好き……。惜しげも無くデスペラード撃ちしちゃうこの人好き……額縁に入れて飾りたいくらいあのCG好きです、元気出る。

・西博士、こっちを指さす立ち絵で目と口ならず指までプルプルするじゃん、本当にニトロありがとうな。

・マギウス・スタイルに変身したての九郎ちゃんに「えっへん」するアルがかわいいので脳みそがフカフカになる

・「後味が悪すぎる」だけで……こいつは……この……お前……。

・PC大聖→PS2咆吼→PC咆吼の演出がどう変わったかという事を知らないので、なんかもう「演出すご……」しか言える事がないが仕方がないな！

・ライカさんの声が声帯から出てくるキャラがライカさん以外にもう一人いるんだけど、テンションやトーンの違いでここまで出せるのヤバくて「声優……」ってなるし檜山さんのサンダルフォンも好きだし、マスターテリオンも「淡々とした中のすごみ」がしっかり伝わってきて「ヒュゥ……」ってなるしそれを言うたらエセルドレーダも大概だしでハアー！！！！「業（わざ）」！！！（大の字に転がる）

・それにしても「お爺さまの形見であり魔に対抗するための最終手段」である所のデモンベインを他人にいいように使われている瑠璃お嬢様の心境、いかばかりか、である。あそこで「なればこそ、デモンベインを信じてください」と言えるウィンフィールドさん、本当に執事の中の執事なので、CV子安もただただ納得の嵐であった。早くインスマスで女装九郎ちゃんに心乱れる所を見たい。

　はーそれにしてもニトロプラス、ほんとまじバカありがとう、こんなの3000円で売っちゃっていいの？？全人類は買え！