ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

PC版機神咆吼デモンベイン:プレイログの2

今回は2章から3章までの感想ですよ~
 

 

2章:
この頃のアウグストゥス、というか若本さんわりと普通だな?と思ってちょっと確認したんですが、若本さんにとって「音速丸がきっかけで誇張気味の演技をオーダーされることが多くなった」と言われがちなターニングポイント、ニニンがシノブ伝の放映時期(2004年7月)とPS2版の発売時期(2004年7月)が一緒でした。音速丸直前の演技だったのか……。
 
 2章、本当にマジで「マスターテリオンが美しすぎる……」しか言えることがなくて、だってそれしか言えなくない???って感じなんですが、解像度が上がったことによりテリオンの唇がピンクで塗られている事実などをまざまざと見せつけられて「えっちだ……」などと呻く羽目になっているし、フルスクリーンで教会に降り立ったテリオンとかが大写しになるので、無理もない話でした。レディ・エセルドレーダ……美しい……語彙は死んだんだ……。しばらくは戻ってこない……。
 
 屋台の食べ物もっきゅもっきゅしてるアル、心底かわいい。ここの選択肢で「アルを抱えて逃げる」か「一人で逃げる」が出るわけですが、なんだかんだお人好しの九郎ちゃんがアルを置いて逃げられるわけがないのだ……。(上を選びながら)
 
 教会でアルの今後をどうするかとライカさんと話している時に現れる「黄金」、黄金といえば大抵の文化では「尊いもの」「崇めるべき色」という扱いですが、そこに「最も不吉な色」という正反対の役割を当てはめる所、いいよなって思います。もっともクトゥルフ系列だとインスマスでも黄金は出てきますし、そこまで珍しくもないのかもしれないな?どうなんじゃろ。
 
 デモベVS生身テリオンでの九郎ちゃん、「……へっ?」に怖気が籠もっていてよい。
 
 それにしても、教会に光弾ぶっぱのフェイントかけて笑うテリオンですけど、マジでヤバい。「クラスメイトに意地の悪いイタズラを仕掛けて、何本気になってるんだよ、冗談だよと邪気無くころころ笑う少年」以外の何ものでもないんですよ。「巨大ロボをボコボコにして、ロボに乗ってる相手が大事に思っている人間たちを、大事な場所ごとエネルギー光弾で吹き飛ばす」というムーブしといてですよ。
 もうマジで「あっこいつ人間の倫理観が当てはまらない」というのがはっきりわかるし、なにより緑川さんの演技本当にヤバ、ヤバのヤバで……その後に「次は……当てるぞ?」なので私は「ギャーッ!!」という悲鳴を上げた。
 そしてエセルドレーダが美しいので、死ぬ。そしてCVを確認して「声優ーッ!!」と叫び仰向けに倒れる。
 
 九郎ちゃんの血を吐く叫びよ……。「逃げたかったのか、逃げ道を断って欲しかったのか」は、私個人は後者かな、と思っています。でもどっちもだよねえ、正直。こんなん真面目に関わりたくないけど、「存在すること自体が許せない」という意味では「沙耶の唄」の凉子先生と一緒なんだけど、何分あっちは魔術の存在が一般浸透してないからね……。
 
 
3章:
 そして逃げ道のなくなった九郎ちゃんは邪悪に立ち向かうべく、力を付けるために特訓をするのであった。
 サブタイトルの「TAKE ME HIGHER」、「もっと高みへ」という意味ですがまあ時期的にウルトラマンティガだよね。個人的には音ゲーを思い出します(同名曲があるので)。
 
 アルの白衣、PC版だとスパッツなかったんだろうな。(これは全年齢版だからね……)
 
 アトラックナチャの人間形態、普通に好みなんですけど、立ち絵が一枚しかないので悲しいよな……。
 
 本当にアル可愛いな……アトラック・ナチャにがんじがらめにされ、とっさに変身を解いて魔力ぶっぱする機転、好き、愛してる、百戦錬磨。
 
 とどめを刺そうとしていた時に横槍を入れてくる西博士本当にお前鬱陶しい……ウザい……でも愛しい……あと西博士のバイク、なんかめっちゃツヤツヤのピカピカやし、ビル街に映り込みもできっちり再現されていて何なんですかね、当時のCG班がんばりすぎではないか。
 
 召喚ムービーのアルのページがパタパタパタっとこうヘルメットや入力装置に変わっていくところ、超好きですね……ああいう変形シークエンスに弱いタチです。
 
 ドリルをめちゃめちゃに増やして空まで飛び出す破壊ロボにのされつつも「無様でいい」と吠える九郎ちゃん、最高にかっこよくて、はあ……。でもこういう人に「戦ってほしくない」とするメタトロンの気持ちもわかるんですよね。なればこそ、というか。
 
 瑠璃お嬢様が面倒な折れ方(彼女にも体面というものがあるからね)をした時のウィンフィールドの笑顔、やめてくれ、俺に効く……ウィンフィールドの夢女子になる……。
 
 アトランティス・ストライクお披露目のシーン、ゆでとか車田あたりの香りがする気がします。
 
 それにしてもアーカム市警のネス&ストーンコンビ、いいですよね。下っ端警官で、アーカムシティで起こっていることのすべてなんか知りようがなく、それでも目の前の人々を助け、がれきを片付け、治安を守ろうとする。彼らのように、目の前の事に精一杯向かっていく人たちというのは、間違いなくアーカムという街に必要なんですよね。これは装甲悪鬼村正でも景明さんが言ってた事ですが。さー次は4章だ!