ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

好きなものをべた褒めする長文:Dance Dance Revolution

 よく来たな。俺は寺西操だ。

お前もオタクなら好きなものをべた褒めする長文を書きやがれ
https://note.mu/makichang23/n/ndd5a274906eb

 この文章に大変な感銘を受けたのでよーし寺西もいっちょ好きなものをべた褒めしてみっぞー
 という訳で、今日久々にプレイして足がパンパンになったDDRの話をします。



 





 「ダンスダンスレボリューション」(以下DDR)というゲームがあります。ゲームセンターやラウンドワンアミューズメント施設に置かれているゲームで、私はこのゲームがめちゃくちゃ好きです。好きすぎて、長くやり過ぎてもはや「私」の一部と化している。
 20代後半ぐらいまでの人なら「ダンレボ」「アイヤイヤー」「ダンスマニア」という言葉を聞けば「あー、あったねそんなの」と言う言葉が出るかもしれません。
 なので今から私DDRがどんだけ面白くて全人類がプレイしてe-sportsどころかオリンピック競技入りしたらいいぐらいに素晴らしいゲームなのかという話をします。

 DDRは「音楽ゲーム」という分類で、簡単に言えば「音楽のリズムに合わせて指示された行動をする」というゲームの一つです。だいたいは鍵盤やスクラッチやボタンやタッチパネル、変わり種だとつまみもありますが、DDRの場合は「足で指示されたパネルを踏む」というのがそれになります。
 言ってしまえばそれだけ、しかしそれだけのゲームがめちゃくちゃおもしろい。ある意味当然といえば当然で、なぜなら人間は何万年前も前からずっとリズムを刻んで歌って踊ってきたからです。原始的な衝動を刺激されるんだから面白いのは当然と言えますね。
 現在も最新作がゲームセンターで好評稼働中だし今年で20周年、かくいう私も10年以上前に初めて、今でもライフスタイルの変化で回数は減りつつもなんだかんだ10年の間「あ~~~~~DDR踏みてえ~~~~踏む~~~~~!!!」という気持ちが湧き出すし、踏んだら「あ~~~~~DDR楽しい~~~~!!!!」とずっと思っていられるくらいには面白い。これはすごい事ですよ。
 
 下に私のDDRここが好きポイントを書き出したので参考にしてくれよな!

1:曲がめちゃくちゃある
 めちゃくちゃあります。今何曲あるんだろう……正確な数はわかりませんが500曲くらいある。
 ダンスゲームだけどだからと言ってダンス系だけじゃなくて、バラードもあるし、ラップもあるし、ドラマチックな曲もあるし、民族曲もあるし変拍子もあるしポップスもある、クラシックアレンジもある、もちろんオリジナル曲だけじゃなくて洋楽や流行のアニメ曲、ボーカロイド曲もあるし東方アレンジもある。「このジャンルはある?」って聴かれたら大抵は網羅していると思う。
 あと当然なんですけど曲のクオリティが高い。アーケードゲームで演奏するための曲だから2分前後と短いんだけど、そういうクオリティの高い曲がとにかくそれはもうめちゃくちゃあるので、これを読んでいる人にもお気に入りの曲がきっと見つかるぞ。なんなら周りの人に聞いてもいいぞ。お気に入りの曲を上手く踏めるようになりたい!というモチベーションにもなったりするぞ。

2:初心者も上級者も、自分の実力にあった難易度で遊べる
 だーれもみんな初めは初心者だったんだから当然の話なんですが、どの実力レベルにも合った譜面(ここでは「曲に合わせてどのパネルを踏むか」という指示を指す)がちゃんと用意されているので安心してほしい。
 DDRの話題とか動画はスーパープレイがどうしても多くなるけど、あれは選ばれた者達が挑む隠しダンジョンスーパー縛りプレイみたいなものだからまったく気にしなくて良い。現に私のDDRの最高クリアレベルはここ5年くらいまったく上昇していないがまったく困っていない。今遊んでいるゲーセンは利用する人口が多くてコミュニティが固まってないからか初心者を茶化す奴もいないし、もしそんな奴がいたら心の中で哀れんでおくのが一番です。順番などの気遣いだけ気をつけてれば誰にも何も言われる筋合いはねーので。

3:プレイスタイルが選べる
 DDRは上下左右の矢印パネルが合計8枚あります。これの4枚を使って遊ぶのが「シングルプレイ」、8枚全部使って遊ぶのが「ダブルプレイ」。ダブルは上級者向けとか言われますがそんなん嘘やぞ、ペーペーの初級者の頃シングルで遊んでいて「なんか成長が止まっている気がするので気分転換にダブルで遊ぼう」と遊んだらダブルの楽しさに目覚めてダブル専門になったのが私やぞ。
 ダブルでも初級者向け譜面はちゃんと用意されているので、「ダブルを遊ぶ人に憧れてDDR始めようと思った」という人にもご安心だ。
 シングルもダブルも、それぞれにそれぞれの難度や楽しみ、プレイ感覚があるので自分の好きなように遊ぶのが一番です。

4:いい運動になる
 これね……私の場合は汗をかくとか着替えが必要になるとか水分取らなきゃとか、そういうのはDDRを遊んだ結果」としてついてくるものなので、DDRをする時は「運動しよう」じゃなくって本当に「DDRをしよう」が一番先に来るから……。
 まあそういう「自分の一部と化したのでそういう思考になる」という事例は置いておくにしても、「運動したい」「けど走るだけなのは味気ない」という人にはいいと思います。カロリー計算機能もあるし。
 仮に同じ金額を支払うにしても、モチベの上がりにくいジムの会費やトレーニング用品を買う位なら、楽しく遊べて運動も出来るDDRのほうがよい、という人も当然いるはずなので、何か運動を始めたいけど初期投資に尻込みしちゃう、という人はお近くのゲーセンにDDRがあるか店舗検索してみるのも手だぞ!
 100円玉を入れれば新しい世界が君を待っている!

5:今も続いているシリーズである
 今も続いているというのはどういう事か。変化がある、という事です。
 今もオンライン更新で隠し要素の解禁イベントが開催され、最新アニメ曲や自社ゲームとのコラボ楽曲、あるいはオリジナル新曲が追加されます。変化し、進化し、歩みを止めずにいるゲームです。

 かつてDDRは一度国内での開発が凍結されたという歴史があり、3年半の後に復活してそれからの歩みがあり、そして今のDDRがあります。
 DDRを遊んでいたプレイヤーが開発者になり、作曲者になってDDRや他機種に関わったりもしています。そういう事があるのは、DDRが途切れつつも歩んできたからこそだと思うし、私はダンスダンスレボリューションというゲームに長く続いて欲しいし、どれだけ歳を取っても関われる限り関わって行きたいと思うわけです。
 そういう作品に出会えたことは正直かなりの幸運だと思うし、DDRの本質が変わらない限り、私はDDRを愛していくんだろうなあ。

 あと個人的にDDR、というか音ゲー全般遊んでメッチャよかったなと思っているのは、「多種多様な音楽ジャンルがある事を知れた」ということです。正直演奏に関する知識はまったくないけど、「この音を聴かせたいんだな」とか「ここのベースがいい仕事をしている」とか、そういうのわかるのはとても楽しい。

 みんなもDDR、遊んでみてくれよな!すげー楽しいから。