ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

LUV CAN SAVE U



 ひとつの山を越えたのでめちゃくちゃ褒めてください。具体的に申し上げますと拍手で。

 まあそれはそれとして別の山がありまして、その絡みで私物を整理しています。
 「これからの自分が持つ」という事を考えて整理せねばならず、例えばもう遊ぶ機会をなくしたゲームハードなんかこうね……どうすればいいかなぁって。PS2に関しては、須田さんがkiller7をリマスターすると言ってくれたのでおさらばしてもいいんじゃないかなという気持ちでいます。余談ですが、killer7PS2版の方がGC版よりロードが長いんですけど、私は最初に触れたのはPS2だったので人格交代時のロードは「間」だとばかり思っていました。GC版を遊んでからちょっと拍子抜けしたのもいい思い出です。ナイツのツインシーズで、ラスボス戦前の演出もPS2版で「SS版のアレは処理落ち」という事実を知ったりしたなあ。ローテクが画面に反映されることによって味わいを生むこと、ありますねえ。勝手に脳内補正していただけかもしれませんがねワッハッハ。

 私物の整理をするのはもう何度か行っていて、ある時「捨てるのは勿体ないし、どれかだけでも売れないかなあ」と中古ショップの買い取り価格を調べていたら、とあるTRPGサプリメントが定価の倍ぐらいの値段で買い取られておりまして、使ってもいなかったし処分するなら今しかねえ!と売った事がありました。
 それはよかったんですが、それから1ヶ月ぐらいの間、自分の本棚の本が「大好きな物語たち」ではなく「換金対象の山」としか見えずに真面目に正気を失いかけたことがあったので、不要物の処分をする際の選択肢に「売却」を入れるのは結構な諸刃の剣だなぁ、ということを痛感しました。
 生きてる限り消費することからは逃れられないので、一度消費した物を積み上げ続けていくと途方にくれてしまうものなんですよね。実際私も一度「整理」に手を付けるまでは結構な覚悟が要りましたが、一度減ると「意外とイケるものだな?」という感じで、ホイホイサクサク整理しております。
 多分、自分の持っている本が結構電子書籍化されているというのも大きい……「読みたくなったら電書で買い直そう」という保険、防波堤みたいな役割なのかなと思っています。最近になってやっとまともに電子書籍を利用する気になりだしました。
 ただ、「ベル☆スタア強盗団」だけは電子が出ていても整理する気にはなれない……なんでかというと、日焼けして古ぼけた紙の質感がいかにも安っぽい西部ダイムノベルみたいだから。そういう状態の紙で読む伊藤明弘さんの西部劇ドンパチ、マジで最高なので。



 とりあえず山を越えたので薬師寺には行きたいな……来年は噂の刀展やらないって言うし……。