ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

みにくいモジカの子:四月一日胡頽子ルート



「つぼみ ぐみ」って一発で変換できるのを知って「私は漢字の事を何一つ知らない……」みたいな気持ちになりました。
 そんなわけで胡頽子ちゃんルートなんだ。


 

蜂矢さんちょっと輝きすぎではないか?みたいなルートでしたね!!!!!
 そして基本的に綺羅々ちゃんはどのルートでもかわいそうな目に合う……一番ぞんざいでかわいそうな扱いだったのではないか……。でも「本人にハッキリ捨てられた」ルートなので、なんかリカバリ次第では……いや無理だな……そもそもリカバリできるのかすら怪しいわ……。一番復讐したかった相手が、他人に心をボッキリ折られてしまったので「俺のこの気持ちとエネルギーはどこへ持って行けば?」ということもあっての結末だったのかもしれない。わりと全力だったもんね、種崎君。

 しかし胡頽子ちゃん、「樹望学園の生徒は皆ストレスを溜めてる」ってお前がその筆頭みたいなもんじゃないのか、レベルでは言い表せないほどの願望持ちで……だからこそインターネットの「上澄み」と呼べるギリギリの部分で、「真実」と「虚構」を曖昧にしながら遊んでいたんだけど、種崎君に「視」られてしまったし、むしろ自分から「視」せにいってた、「利害」で済むギリギリの範囲を攻めたつもりで……でもやっぱり無理だったし、種崎捨に「自分では絶対に理性や損得が邪魔してさらけ出すことのできない願望」という「真実」を暴かれる快楽を見つけられてしまったので、もう無理でしたねワッハッハ、というルートだったと思います。
 つーかメロンブックス特典の「おちんちん握手会」、「本編にはないシチュエーションでのボイスドラマ」って言ったじゃねーか!とはちょっと思った。でも胡頽子ちゃんのテンションが違うので シチュエーションは確かに違うな、共通してるのはプレイだった。(一人で納得する)
 それにしても蜂矢さんに「お前は胡頽子に惚れてるんだと思ってた」という趣旨の事を言われて「まさか」と返す種崎捨、お前本当そういう所だぞ。蜂矢さんが「やっぱお前惚れてるんだよ」と言ってくれたのには結構スッキリしたからな。
 この時の種崎くん、なんかもう感覚が完全に「僕が一番ガンダムをうまく乗りこなせるんだ」じゃないですけど、「胡頽子の露出願望と破滅願望」を暴いて解放させられるのは自分しかいない、という自負があるからフェスの場に来たわけで、やり遂げて、蜂矢さんに感謝の意まで表されつつまあ脳味噌いじられるんですけど。不可逆的に。
 蜂矢さんは沙耶ではないからね、仕方がないね……。奇妙な男同士の共感つーか、胡頽子ちゃんのプロデュース的立場から見た蜂矢さんと種崎君の関係ってわりと対等だよね……。
 種崎君、卒業後の進路は顔を隠してAV監督でよかったのでは……?(おめめぐるぐる)

 胡頽子ルートへの決定的な分岐点になるあそこを見て、なまにくATKさんが胡頽子ちゃん推しなのになんか納得しましたよね。
 胡頽子ちゃんは声優さんの演技が光ってました、通常のダウナーなトーンと、風流時のトーン、そしてガチイキして理性ぶっ飛んでる時の声、最高に最高だったと思います。ぴこぴこっ☆