ろじうらのあかり

好きだからこそやるんじゃない やってるからこそ好きなんだ

感想:Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 第1話「仙鎮城」


 俺のーッ!!!俺たちのサンダーボルトファンタジーが帰って来たぞーッ!!!

 と言うわけでコレばかりは毎週感想を書きます、相当待っておりました!ので!!!


 放送前特番、当たり前の話なんだけど、本当にみんなサンファンの話しかしてないし、しかもサンファンというか布袋劇の専門的な話しかしないから情報量がすごくて息切れを起こしました。

2話

 


 蠍瓔珞(カツエイラク)ちゃんが窓に座っているのを後ろから撮ったカット、肩周りのレースやビーズが風でちらちらひらひらしている絵面があまりにも美しくて死ぬかと思いました、蠍ちゃん、私が蠍座なのもあって勝手に親近感抱いてたんですけど、若干のぽんこつさも相まってこのカットでめちゃくちゃ好きになってしまいました。
 あと、三杜シノヴさんによる設定画をよくよく見たら、胴にででんと蠍が載ってて、蠍の鋏がおっぱいコルセットみたいになってるし、毒針の先端が下腹部に来てるのすげーーーーエロいと思います。なんかね、エロゲ方面の「悪の組織女幹部」って感じがしました。ニトロプラスエロゲーを作っているのである意味当然なのかもしれない……いやしかし、布袋人形でもバッチリ再現されてる所か胸のラインもちゃんと作られていて本当に造形面での飽くなきチャレンジ精神、尊敬する。ニトロと霹靂、互いが互いを高め合っているような空気があってキン肉マンのようですね。

 チャレンジ精神の話をするとアレだ、直後の白い人がやたら長い見栄切りと共に登場したせいで「2期被害者の会筆頭」ともっぱらの評判であるメガネこと嘯狂狷(ショウキョウケン)さん、歯を見せて笑うカットがある。布袋劇で。基本顔は瞼と、唇が僅かに動くだけの布袋人形で。順当に考えて「専用の表情を作った」んでしょうけど、歯茎もしっかり描き込まれていて度肝を抜かれてしまいました。んで、またあの笑い方が小物っぽさを見事に演出してるんだよな……もともと霹靂にああいった演出があるのかまでは私にはわからんのですが。
 なんというか1期の頃は、「全員がそれぞれ違う思惑を抱えている」という事と、「表情パーツがそれほど動かない」という事が上手く働いて、特に大人組は「こいつら、腹の底では何を考えているかわかんねーな」感があって、だからこその緊張感やどんでん返し、意外性もあったと思うんですが、2期はなんか……「(絵面としての表情は)工夫次第でなんとでもできる!!俺たちはどんどん新しい事をやっていくぞ!」感すごくてなんかもう、ニトロと霹靂がタッグを組んだら無敵なのではと思わされてしまう……すごくドキドキワクワクします。
 あ、ちなみに1期の話はあくまで可動域の話をしているのであって、躁演師の皆さんが感情豊かな表現をしているのとはまた別の話です。
 
 
 技術面の話しかしてなくない???と思うんだけど、技術面の話も好きなので勘弁して欲しい。
 ストーリー面の話をしますと、殤さん、あなたもうそんな念白してるんだから平穏は……諦めたほうがいいよ……と思いつつ、まあ魔剣目録をどうにかすべくわざわざ鬼歿之地を渡ってきたんだからそうそう諦める気にも訳にもいかんわなって話なんだなあ。
 そして1期でも丹翡ちゃんと捲殘雲に何も言わず旅立っていたけれど、まさか元相棒である所の浪巫謠(ロウフヨウ)にすら何も言わずに旅立ってたの????って感じだし、よもや追ってくるとは思わなかった浪さんにその事を責められてしどろもどろになるの、新鮮というか、かわいいというか、複雑というか、昔の男相手に俺の知らない一面を見せる殤不患……というか……。なんでしょうねこの気持ちは……。(そうだね)
 それにしても浪さんと聆牙、いいコンビだよな……無口とおしゃべりコンビはいつの時代もいいものだ……所で聆牙、公式からの引用で「浪巫謠が愛用する魔法の琵琶。魔力のこもった浪巫謠の言霊を手元で浴び続けた結果、人格が備わり言葉を発するまでに至った。」とか地味にすごい事が書かれてるんですけど、えっつまり浪さんが育てたってことじゃん……だから何だよって言われるとアレですけど。浪さん、無口なのは言霊のせいなのかなーとか、いろいろ想像が膨らみますね。
 
 白い人はほら、完全に「悪いやつみーっけ!!!!」って感じでノリノリの見切りをしていたから。あんなん元気よく笑ってしまうよ。しょうがないよ。
 バンチャで見たのですが、今回の次回予告ってどうなっているんでしょうね……。ネット予告とかだったりするのかしら。